決済の行われない証券取り引きの日2014年10月19日 14時25分45秒

先日の十月十三日の月曜日はアメリカはコロンブスの日だった。祭日ではないのだが、銀行や学校など多くの期間が休みになるがその他の企業などの多くは休まない日。十一月十一日の復員軍人の日も同じ様な祭日になっている。

金融取り引き機関にとっては、また稀有な日となっている。この両日は、証券取引所は開いていて株式の取り引きは出来るが、銀行が閉まっていて決済が出来ないのである。そのため、普段の取り引きとは違った日に決済することになる。

通常、アメリカでの株式売買の決済は、T + 3 と言われ、取り引きが成立した、三日後に株式と現金の交換を行う。この +3 が、三日後の決済を表す。この三日は決済日の三日なので、十月十三日は回避される。

そのため、十月七日に取り引きの決済は十四日にずれ込み、八日、九日の決済は、十四日と十五日になる。そして、十日と十三日の決済日は両方とも十六日になる。

FINRA も例外日の文書を発行している。 以下がコロンブスの日の抜粋だ。

Columbus Day:

The securities exchanges will be open for trading on Columbus Day, Monday, October 13, 2014. Therefore, it is considered a business day for receiving customers’ payments under Regulation T of the Federal Reserve Board and for receiving customers' securities under SEA Rule 15c3-3. However, it will not be a settlement date because many banking institutions will be closed.

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