凍った通路の氷を砕く2014年02月18日 00時32分53秒

実は去年の春先に鉈を買った。英語で hatchet と言う。ただ、アメリカだと、日本の様に刃先が一定で大きい包丁の様な物ではなく、小さい斧になる。そのため、hatchet はどちらかと言うと手斧。斧だと、axe になるが、大きなものを指す。

切株を割ったりを、大きめの枝を払ったりと思って買ったが、全然切れない。あまりに切れないので、この手斧で木を切るのを諦めた位だ。

昨今の大雪とそれに伴う厚い氷。玄関が北向きなため、屋根から落ちてくる雪解け水が、ドアの前の通路で厚い層を成して凍る。 雪掻き様のシャベルでも歯が立たない。

そんな時にふと思い付いたのがこの手斧。これの歯の方で、叩くと割れ目が入る。その割れ目の脇を狙って次を振りかざすと、今度はぽろりとなが四角になって氷が剥がれる。これを繰り返すと、かなりの部分が剥がれた。それでも、時間はかかり、一、二時間んは費す。中途半端に薄い氷が一番厄介だった。

役たたずと思っていた手斧だったが、一転大活躍の冬になった。