uyota 匠の一手

現在 Pre-K に通っている。K は Kinder、つまり幼稚園。Pre は前。つまり、幼稚園に入る前の保育施設ということ。まあ、日本の保育園の様なもの。ここでは、課外授業が追加できる所が多い。

娘が大好きなのが、その中のバレエ。自宅では三歳年上の兄と活発に遊んでいるが、保育園ではどちらかというと自己主張などせず控え目だったそうだ。

前から興味を持っているみたいだったが、まだ早そうだったので春まで待っていた。春に一度、体験授業に参加した。楽しく、伸び伸びと参加したそうだ。クラスの参加は翌々週からになるらしく、手続きをしておいた。ここまでは、まあ普通の話だとは思う。そして、翌週もバレエの時間がきた時に、一緒に参加すると言って聞かなかったそうだ。普段は大人しく、あまり自己主張しない娘が、バレエをやると言って聞かなかったらしく、好意で参加させて頂いたそうだ。

バレエの服を準備して、勇んで参加し始めたのは今はもう昔。バレエの服がかわいいと、練習した日は帰宅してから、わざわざ着替えている。バレエの練習が無い日もしょっちゅう踊って見せてくれる。特に、バレエのあった日は熱心だ。やはり好きだからだろう。手足を只単に動かしているだけではなく、動きも心が籠っていて、減り張りがあって見ていて楽しい。

少し前に、向かいの姉妹と一緒に遊んだそうだ。年齢は、下の娘がうちの息子よりも一、二歳年上。娘がドレスを借りて、夢中になったそうだ。ディズニーのドレスを買ってもらった。家の中だけの約束だが、こちらもほぼ毎日着ている。

両手を上下に動かしながら、将来はチョウチョになると言っていた。どうやってと聞くと、「こうやって、こうやって」と両腕を羽ばたかせながら見せてくれる。大人になったら、お父さんみたいに髭も生えるんだよと言っていたので、女の子は出てこないよと教えると、悲しくなってウェンウェン泣いてしまった。