アメリカでの有機栽培 - orgainc2012年02月26日 13時43分20秒

Organic - 有機栽培と言う言葉を見るようになったのは、恐らく十年ぐらい前からか。化学肥料やホルモンを使わずに育てた植物や動物を元にした食品を目にするようになったのは。最初は疑問に思っていたが、品物にもよるが既に organic を選ぶようにして数年以上経っている。

organic 製品は値段が、他の製品よりも数割から二倍以上も高い。そのため、一時は無法地帯になりはじめていたのだが、アメリカ政府が基準を作り、審査を通った証となるマークを選定した。そのため、マークを見て買えば、有機栽培との意味での外れは無い。

organic を選ぶ理由は、鮮度と質の良さ。そして、最終的なコストパフォーマンス。最初は、食品業界の過剰広告に過ぎないと思っていたが、ここアメリカではそうでも無いようだ。

果物で比べると違いが良く出る。organic 製品は甘味が強く、新鮮なものが多い。一般的なスーパーで買う果物よりも断然美味しい。アメリカでは、生鮮食品の品質管理が良くない。そこで、美味しそうに見えて買って来てもまずかったり、既に痛んでいて半分ぐらい廃棄しなければいけないことも珍しくない。安いものを半分廃棄するぐらいなら、最初から二倍値段で買って、全部美味しく食べた方がいい。

肉製品や乳製品でもやはり、organic 製品の方が味が上の物が多い。アメリカだと成長ホルモンを投与している影響などの噂も聞くし、やはり安全な方がと思って選択肢がある場合は極力手をのばしている。

日本で食料品を見ると、そんなに有機栽培の物を見かけないが、アメリカと違ってどれも鮮度が良く、質も良い。そんな中では、わざわざ探すものでもないと思った。日本とアメリカの事情はかなり異なる。