wc -l by awk2011年03月14日 11時31分11秒

wc はファイルの文字数、単語数、行数を調べるコマンド。各々のみを出力するオプションを取り、今回は -l を awk で実装する。

特に今回は、ファイルを一つだけ調べる場合を扱う。


% wc -l /etc/rc.conf
      37 /etc/rc.conf

awk には END 条件式があり、この条件は全てのファイルが読み終わった後に真になる。つまり、ファイルを読み込んだ後の後処理が書ける。また、awk には FILENAME という変数があり、現在読み込んでいるファイル名になっている。END 句内だと、最後のファイル名になる。


% awk 'END{print NR}' /etc/rc.conf
37 /etc/rc.conf

これらを利用すると苦もなく書ける。

今回の要点。

  1. END 条件式
  2. FILENAME

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://uyota.asablo.jp/blog/2011/03/14/5740022/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。