英文履歴書の書式2009年06月09日 12時26分58秒

日本のほぼ書式指定の経歴を羅列した履歴書とは違い、アメリカ式の履歴書は自由型だ。ここに自分を売り込むための宣伝文句を並べて作る。自分を売り込むための重要な項目なのだ。

そのため、自由型と言っても売り込むための書式としては逆に二通りしかない。他にもいくつか存在するのだが、効率よく限られた紙面で売り込むのにはこの二つしかほぼ無いようだ。一つ目は経歴を逆順に並べた chronological resume。この書式は同じ分野の仕事を探すときに使われる。もう一つは能力を並べた functional resume。こちらは違う分野に新しく転職をする。

chronological 型は、過去の職歴を最新のものから古いもの順に並べていく。同じ様な職を探すのには、最近の業務内容を売り込んだ方がいい。また書き込む内容も、役割や作業内容などと具体的に記述する。

それに引替え、functional 型は職務に必要だった要素を書き並べ、それを修飾するような形で実際の内容を並べていく。新しい分野での仕事を探す時に使う書式だそうだ。実際に例を見比べると全く異なって見える。

他も細かく調べると、この二つ以外にも幾つかの形も存在するようだ。書式が自由なのに決まった型があるのは、雇用する側の意向が大きいそうだ。一つのポジションに何十枚と履歴書が届くので、この形が見やすいこと、同じ形で書かれていればデータベースなどに入れておきやすいなどといった利点があり、この様な書式になったとの事だった。

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