アメリカの失業保険の申し込み方2009年04月14日 11時15分11秒

アメリカでの失業保険の受給は州が行なっている。ペンシルバニア州では、インターネット、手紙、電話、FAXでの受け付けを行なっている。手軽さと処理の早さを考えたら、インターネットで申請を行なった方がいいだろう。

まだ、完全解雇されていなくても、離職する前に予行練習をしておくのを薦める。会社で連絡先になってくれる人等を準備するのに、役に立つ。全ての情報が必須では無いが、あると処理が迅速になると記載されていた。会社に割り当てられている失業保険番号などは普通は知らない。

日本人が申請する時に必要な情報は、大きく分けて四つ。

  1. Social Security Number
  2. Alien Registration Number
  3. 自分の連絡先
  4. 会社の連絡先

社会保障番号は必須。これを用いてログインの認証の一部が行なわれる。

Alien Registration Number は A# とも略される。日本人でもアメリカの市民権を取り、アメリカ国民になっている人は、アメリカ人として申請する。そのため、A# は必要無い。永住権を持つ人に、この外国人登録番号が付与されるので、発行されたカードに記載してある番号を確かめる。ビザを所有しての滞在の人の扱いは分からない。観光や就学ビザだと働けないので元々関係が無い。短期就労者の H ビザでは、離職後に速やかに帰国しなくてはならないので、申請する機会すら無いと思われる。詳しい事は、専門家に尋ねて欲しい。

現住所や電話番号など基本的な情報はもちろん必要になる。

会社の名前と住所は必須になる。従業員番号、会社の電話番号、メールアドレス、解雇に関する担当者、担当者の肩書なども必須ではないが、事務処理を迅速にするのに役立つ情報だ。

これらを入力した後は、質問事項に答える。給付の適正テストだ。これが終わると、扶養家族の情報を入力し、送信を押して完了する。