複数の FreeBSD バージョンのソースを追う ― 2009年03月25日 10時16分07秒
buildworld と buildkernel の make の記述は、生成物を /usr/obj の下に、realpath を使って配置する。そのため、FreeBSD のソースは任意の場所に置くことが出来る。
/usr/src 以下に、各バージョン毎にソースを置くことも出来る。/usr/src に限る必要は無いのだが、元々そこにあった物なので、それに沿う形で選んだ。
% ls /usr/src/
HEAD RELENG_7_1 head release7.1.0
RELENG_7 RELENG_7_2 release6.1.0 stable7
HEAD や RELENG 等の大文字のディレクトリは cvs を用いて取得した。head や release 等の小文字のディレクトリは Subversion を用いて取得した。これは、FreeBSD のプロジェクトの付けたブランチ名やタグ名を基に命名した方が判りやすいと思ったからだ。
各リリースのオブジェクトはこの様に配置される。現時点では、RELENG_7_2 は存在しないのだが、すでに 7.2-PRERELEASE となっているので、そう命名した。
% ls /usr/obj/usr/src/
RELENG_7_1 head release7.1.0
RELENG_7_2 release6.1.0 stable7
クロスコンパイルをすると、また微妙に違った位置に配置されるのも付け加えておく。
次回。
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