JPanel against NetBeans 2: 自前の JPanel2008年08月17日 12時42分22秒

NetBeans を用いて JPanel を拡張し、自前の JPanel を作る事が出来る。しかし、NetBeans 特有の Layout の仕方により、普通に手書きで Swing を書くように単純に JPanel を拡張するだけでは、他の コンポーネントの様に NetBeans で追加することは出来ない。

これには二つの条件が必要となる。一つ目は、JavaBeans の用件を満たすこと。そして、二つ目は、NetBeans を通して、Swing GUI の配置をすること。

まず、前者の JavaBeans だが、これは NetBeans で簡単に作成できる。対象のファイル名を右クリックして、「BeanInfo Editor...」を選択する。MyPanel.java からは MyPanelBeanInfo.java が生成される事になる。このまま、何も変更しなくてもよい。これで、NetBeans で他のコンポーネントと同じように扱える様になる。

NetBeans を使って Swing を作成していたが、たくさんのコンポーネントを配置すると次第に見通しが悪くなってくる。それを、この方法を使って、まとめると一つのクラスに集中するコードの量が減って見通しも良くなり、かつコンポーネント毎に集中することが出来るようになる。

そして、実際に利用する。こちらが第二段階だ。やり方は二つあり、パレットに登録してから使う方法と、「コピー & ペイスト」がある。「コピー & ペイスト」は至って簡単で、MyPanel.java を選択して、「コピー」する。そして、置きたい GUI を「Design」の編集モードにして、「ペースト」する。わざわざ、パレットに登録する必要もない。パレットに登録する方法はいくつかあるが、MyPanel.java を右クリックして、「Tools」「Add to Palette...」で追加できる。それからは、いつもの通りだ。

やり方がわかれば簡単だが、そのやり方を見付けるのに随分と手間がかかった。JPanel で検索しても、Java では一般的すぎるので、余計なものばかりが見付かる。NetBeans のヘルプなどもわかりづらかった。

前回

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://uyota.asablo.jp/blog/2008/08/17/3696171/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。