一寸先は闇 ― 2007年10月31日 14時05分52秒
Ruby on Rails は当初から作業効率の良さで騒がれていた。また、この考え方は、自分の考え方ととても似ていて、とても直観的に出来る。また、痒いところに手が届くモデルだとも、よく目にした。むしろ、賛同する声は良く見かけても、批評は見たことがない。
一つの言語が、全ての人に適しているわけではない。また、個人的にデータベースや、Ruby に長けている方ではないことを差し置いても、たった一つの事をこなすのに時間がかかった事はない。
コンピュータ系の技術職の方々は、参考書などの書籍をリファレンスように買い置く人が多いと聞く。昔は、自身もその傾向があったが、ある時、その目的で買った本はほとんど目を通すこともないのに気が付いて、買い置くのを止めた。時折、あの本があったなと思い出して引っ張ってみると、既に古典になっているからだ。古くてあまり役に立たない。書籍を買い置きしなくなって、随分と経つが特に困ったことはない。本はなくとも、コンピュータ語は体得できる。ただ、今回のように、色々と試行錯誤にやたらと時間がかかる場合は、やはり何か欠けているのではと思ってしまう。秘密の如く、何処かの書籍にしか、こっそりと書かれていない、自分の知らない何かがあるのではないかと。
Rails を否定するつもりはない。事実、ActiveRecord など、実に面白い形で、SQL を発行する。あちこちで、この様な使い方をすると、この様に凄いことが出来るとも良く載っている。どうも、そこから一歩踏み出すのに大量の時間を費やしてしまう様だ。それこそ、一寸先は闇。Rails で感じる閉塞感だ。
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