tmpfs の近況 ― 2007年09月03日 13時41分55秒
man tmpfs
をすると、簡単なマニュアルが出てくる。
最近、更に激しい利用の仕方を繰り返しているが、これが原因で、panic が起きたことはない。man tmpfs では、まだ実験段階だとはあるが、個人的な経験では、問題があったことはない。大体、一週間以上の間、毎日 10GB 以上のファイルなどを tmpfs に読み書き、削除を行なっている。
その中で、最近気が付いたこと。
tmpfs はカーネルが割り当てられるメモリの量を動的に監視している。その為、df などをやると、その時々によって、利用可能な領域の大きさが変わってくる。
また、tmpfs は mdconfig -t swap の様に、スワップ領域も含めて、利用可能だ。そのため、実メモリ以上の領域が割り当てられる。領域が足りなくなったら、swapon でスワップを足すと、tmpfs の利用可能な容量も増える。しかし、実メモリに対してスワップが大きすぎると、効率は悪くなる。
ギガ単位のメモリが積んであって、大量の IO を発生する作業をやるときには、手放せない。
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