バックグラウンド fsck の新発見2007年09月27日 13時06分13秒

fsck に -B を付けると、マウントされているファイルシステムを fsck 出来る。softupdate と ffs_snapshot を組み合わせることによって実現している。そのため、ファイルシステムが dirty のままでもマウントし、システムの起動が出来る。

正確に言うと、メタデータが壊れていないかを確かめればいい。流石にこれが壊れていると、バックグラウンドにはもっていけない。そして、何らかの大きな障害が予想される。

このバックグラウンド fsck。ファイルシステムがマウントされていないと、バックグラウンドにはならないようだ。手動で、fsck を先に起動してしまったら、マウントが出来ない。


# fsck_ufs -F /dev/da0.eli
# fsck_ufs -By /dev/da0.eli
NOT MOUNTED, CANNOT RUN IN BACKGROUND
** /dev/da0.eli
** Last Mounted on /export
** Phase 1 - Check Blocks and Sizes

ほかのターミナルで、

# mount -onoatime /dev/da0.eli /export
mount: /dev/da0.eli : Operation not permitted

となった。

mount をやった後に、fsck_ufs -B をやれば問題なく、意図通りの事ができた。-B を使って、fsck を起動すれば、後からでもマウントできると思っていたので、意外だった。

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