VIM のバックアップファイルが邪魔をした2007年07月30日 13時32分13秒

Emacs も時折使うことがあるが、基本的には vi 派だ。FreeBSD でガンガンとソースを書くということは、殆んど無いが、何らかの理由でソースを覗いたり、設定の変更等は、システム標準の vi を使っている。日本語を含むファイルの場合は、ports から入れた jvim2 を起動している。vim の日本語化版だ。

vim を起動中に、システムが止まってしまった。そこ後に、ファイルが編集できなくなってしまった。


% jvim2 file.txt
.vim file exists: an edit of this file has not been finished

と起動すると、この様なメッセージがでて、保存できない。

そこで、-r を指定し、バックアップ復元モードで起動する。


% jvim2 -r file.txt
.vim file exists: an edit of this file has not been finished

一生懸命に /var/tmp/ 以下などを探したが、全然見つからないので困っていた。何せ、この .vim ファイルのせいで、 編集を保存できないのだ。素の vi だと、この様な場合は、バックアップを破棄して、編集を続けることができるが、vim ではそうは問屋が卸さない。

やっとのことで見つけた。灯台下暗しとは、正にこの事だろう。vim の残す大量のバックアップの所為で全然気がつかなかった。元々ファイルの数が多かったのも手伝ったのもある。むしろ、木を森に隠すといったところか。


% echo file.txt.*
file.bak file.vim
% rm file.txt.vim

このファイルを削除したら、使えるようになった。 VIM は VI iMproved と言われるが、個人的には vim の拡張では被害にあったことしかなく、使いづらい思いをすることも多い。