gports 第六段2007年07月21日 12時46分10秒

gports-1.48 を公開。以下、主な修正点。
  1. 説明文や背景などを追記。portupgrade が依存関係の解決に長い時間がかかるのを解決する為、pkg_create のバックアップが失敗したときの動作など。GNUmakefile には、今のところ、英語でのみ記述。
  2. 依存関係を RUN_DEPENDS か BUILD_DEPENDS、または両方を選べるように変更。これは gports.conf に DEPENDECY = $(RUN_DEPENDECY)DEPENDECY = $(BUILD_DEPENDECY)、または DEPENDECY = $(BOTH_DEPENDECY) と指定することにより、変更できる。
  3. 既に、一度バックアップが作られていたら、再度バックアップ package を作らないように修正。
  4. gmake clean で gports が作る一時ファイルの消去を実装。
  5. それに加えて、-j を用いた並列処理の実験用のコードを追加。make config が終わっていれば、特に並列処理しても問題ないようだ。GNUmakefile の #BSDMAKE += CONFIG_DONE=1 のコメントを削除すると、-j を使える。
今は、gmake all を指定して、全部を更新するテストをしている。

幾つかの障害報告を頂いた。

  1. +REQUIRED_BY の更新がされない。かなりの重症。早いうちに直したい。今のところ、portupgrade などを使って、/var/db/pkg を修復する必要がある。
  2. xpdf など各国語版に分かれている物に対して、gmake xpdf とやると、意図しない言語をインストールしようとする。
これらは、今回のバージョンでは、まだ修正されていない。

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