壊れていた TeX 関連を更新した2007年05月28日 11時59分18秒

ports から入れた TeX が長いこと壊れていた。既にインストールしてから、二年以上は経っているのは確かだが、元に入れたのが、いつ頃だったのかを思い出せないくらい前だ。何が原因だったかは判らないが壊れていた ports だった。

ports のチェックサムなどは壊れているが、少なくとも自分が時折使う範囲内では、特に問題も露見しなかったので、触らずにしておいた。 折角、ports を半年振りくらいに更新していたので、今回は正しく修正することにした。

最初は、portupgrade を使って、順次更新していこうと思ったが、install に失敗してしまいうまくいかない。原因を探ってみると、TeX に必要なファイルが無くなってしまっていたために、install に成功しない様だった。つまり、順次更新していくことは出来ない。

そこで、TeX を含むパッケージを /var/db/pkg から pkg_delete -f で強制的に削除。-f を付けないと、チェックサムが合わない物は消してもらえないので、強制的に。しかし、消した ports に依存してあるものが在っても、教えてくれないので、少々慎重に作業する必要がある。

portupgrade -N japanese/ptex で後はうまくいった。いくつか古いファイルが残されているので消すようにとメッセージが出ていたので、指示通りに一つずつ消していった。最後には script で保存した出力 /tmp/tex.out をgrep -B1 consider /tmp/tex.out | grep local で探した。script にはコントロール記号の ^M が入ってしまうので、この出力をコマンドに渡すのに少々細工が必要だったが、大したことはなかった。

長い間壊れたままの TeX を放置してあったので、ports からの tex の更新には手間が掛かるのではとの心配もあったが、杞憂に終わった。