mount が失敗する ― 2007年01月31日 12時04分11秒
一つ目は、6.1-RELEASE 以前と違い、mount に失敗しても、シングルユーザモードに移行しない事だ。7.0-CURRENT では、お構い無しに起動する。noauto が付いていない fstab の項目が失敗したら、止まった方が動作的には好みだ。マルチユーザモードで起動したところで、利用可能な状態では無いからだ。しかし、今のところ実害はない。
二つ目は、マウントに失敗していること。fstab のエラーの出ている行を見ると mount_md が失敗していた。
/dev/md.uzip /usr/ports md ro,-P,-F/usr/uzip/ports-20060830
.uzip 0 0
mount に -d を付けて実行すると、プログラムの実行する動作を見られる。
$ mount -d /usr/ports
mount -t md -o ro -P -F/usr/uzip/ports-20060830.uzip /dev/md.uzip /usr/ports
$ mount /usr/ports
mount: illegal option -- P
と表示された。そこで、実際にこのオプションを mount_md に渡して試すと、何も問題なくマウントできる。
$ mount_md -o ro -P -F/usr/uzip/ports-20060830.uzip /dev/md.uzip /usr/ports
$ df /usr/ports
Filesystem 1K-blocks Used Avail Capacity Mounted on
/dev/md0.uzip 886686 352456 463296 43% /usr/ports
mount_md を直接呼び出すと、問題なくマウントできる。-P は有効なオプションだ。どうすれば、-P が無効なオプションだと見なされるのだろうか。
コメント
_ yamane ― 2007年02月01日 01時00分48秒
_ uyota ― 2007年02月01日 12時01分41秒
内容にも依りますが、前もって下書きしたものを分割して載せていくことも多いのです。そこで、二、三日経っても迷走しているの確認してから、助け船を出して頂けると光栄です。
_ yamane ― 2007年02月03日 01時57分47秒
ちなみに、このような実装への変更は以下のスレッドで提案されています。
http://lists.freebsd.org/mailman/htdig/freebsd-arch/2005-October/004488.html
_ uyota ― 2007年02月07日 13時46分44秒
一連のスレッドを読んでみましたが、この実装の変更は改悪に向かっているような気がします。実際に 7.0-CURRENT に移ってから、mount 関連でたくさんエラーが出るようになりました。手で外部コマンドを呼べば動くので、何が原因だか調べていないのも幾つかあります。
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きちんと確認はしていませんが、mount.c v1.92だと136行目にでも"md"を追加すれば動作すると思います。